5大ビタミン欠乏症とは

5大ビタミン欠乏症とは

ビタミンB1の欠乏症

 

ビタミンB1は糖質を消化・分解してエネルギーに変換する働きを持っていますが、食事からの摂取が不足すると、脚気やウェルニッケ・コルサコフ症候群にかかる可能性が高くなります。脚気は白米のみに偏った食生活が原因で、倦怠感、手足のむくみ、心臓肥大などの症状が起こります。インスタント食品中心の食生活でも起こりやすいです。脚気より重症なのがウェルニッケ・コルサコフ症候群でアルコールを多く飲む人に多く見られる症状で、飲酒後の記憶がない、運動障害、健忘症などから精神疾患に移行することもあります。

 

ビタミンB3欠乏症

 

ビタミンB3はナイアシンもしくはニコチン酸と呼ばれることもあり、不足すると皮膚病、胃腸障害にかかりやすくなります。重症化すると精神障害を起こすこともあります。ビタミンB3は飲酒によって大量に消費されるので、アルコール依存症や多飲酒の習慣があるとは要注意です。

 

ビタミンC欠乏症

 

ビタミンCの欠乏による代表的な症状は壊血病です。ビタミンCには複数の働きがありますが、ひとつは免疫力の低下によって毛細血管が壊れやすくなり、歯茎・鼻腔・関節内から出血しやすくなります。倦怠感や関節痛があり、体重の減少したり、骨折しやすくなります。

 

ビタミンD欠乏症

 

ビタミンD欠乏症の主な病気は骨軟化症で、紫外線を浴びる機会のない生活をしているのが原因で、骨の素になるビタミンDが体内に不足して発症します。カルシウムが新しい骨を作れなくなるため、骨が全体に太くならずに一部分のみ発達して背骨が曲がったり鳩胸、低身長などになります。

 

ビタミンB12欠乏症

 

ビタミンB12が不足すると悪性貧血、睡眠障害などの原因になります。悪性貧血は骨髄の中で細胞分裂がスムーズに行われずに赤血球が通常より大きくなって、体内に十分な酸素が供給されなくなるのが原因で発症します。またビタミンB12は睡眠に不可欠なメラトニンの分泌を促す働きを持っているので、体内に不足すると眠れない、いつも眠たいなどの状態になります。